轆轤教室(2) 欅を挽いてみる
欅(けやき)は桜よりも堅いのです。
谷口先生が「欅も挽いてみますか?」と仰ったので、右手の握力は限界状態でしたが、よい機会ですので挑戦してみました。
今度は轆轤の回転盤への取り付けも自分でします。回転させ、位置を決め、鉋のお尻でコンコンと打ち込み、高台の径の大きさを予めコンパスで書いておきます。
回転させ、回転の外縁がぶれて出ている部分を削って、真円に近づけます。
木が堅いので刃先の当たったときの感触が強いです。弱った握力では負けそうでしたが、気を引き締めて外側を挽いていきます。型でときどき形を確認します。
ちょっと気を許して、手元がおろそかになり、刃先の角度と木地への当て方が変わった途端、あっと言う間に刃先が折れて飛びました。一瞬の出来ごとです。大切な道具をひとつ壊してしまいました。申し訳ないことをしました ![]()
鉋を変えて、高台の形を整え、外側は型と同じようになってきました。
さらに高台の内側を削ります。このとき、轆轤の回転を反対にして、えぐりという鉋を使いますが、まさに右腕を捻りながら挽いていきます。鉋をいくつか使ってきれいにしていきます。
つぎは内側を挽きます(内挽き)
内側を挽くには、轆轤の回転盤に固定するための道具を作らなければいけません。外挽きした椀木地をはめ込むものです。
これはまだ作れませんので谷口先生に作っていただきました。なかなか難しそうです。この作業ができないと内挽きはできません。
内挽きも難しいです。というのは、椀木地の厚さを薄くしていかなければなりませんが、あんまり挽きすぎると底が薄くなってしまいます。ときどき指で弾いて音で確かめますが、まだ、よくわかりません。
ようやく、このくらいかなという厚さになり、最後に小刀で縁の面取りをして仕上げます。外してみて、厚さを触って調べてみたら、やはり下のほうが厚く残っていました。
これはどこかで経験したことがあります。そうです、陶芸教室でやっぱり下のほうに土が溜まって厚くなっていたのでした。
今回の成果です。左が欅、右が桜です。写真写りがいいなあ(クリックすると画像が大きくなります)。
1回目で内挽きまで進めるとは思っていませんでした。
谷口龍人・天平先生に感謝です。休日にお時間を割いて教えていただいてありがとうございました。
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