茶杓づくり(8)
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前回の左側の茶杓ですが、もう少し曲げて、さらに櫂先の曲がる手前で三角形に残してあった煤竹の表面を削ってみました。
ただし、削るのは表面の薄皮部分とし、三角の部分を浮き彫り調に残しました。山です(笑) 雲か霞も必要ですな。
あとは磨きが残っていますが、それはおいおい施します。どうも地の繊維の色があるので、飴色に変わっていくことを期待したほうがよさそうです。
茶杓作りはここでひとまずペースダウン。時間のあるときにこつこつ楽しみながら続けます。削ったり、煮たり、熱して曲げたりと材料の特性に合わせて加工していきますので、その都度いろいろ学ぶことがあります。茶杓入れも作る必要があるので、まだまだ先は遠いです。
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香炉が焼きあがりました。
本体と蓋との合わせ面がいまいちですが、手ごろな大きさに縮みました。
絵付けをする前です。このままでもいいかとは思いますが、少し置いておいて考えます。
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トウキ師匠の工房に寄ると、すでに節が2つあるほうの管を2つに割って、途中段階までの手本を削っておいていただきました。
節が2つあるのは茶杓としては相応しくないので、まずはこちらで練習というわけです。随分、管の油が抜けているとのことでした。
また、参考書を準備しておいていただきました。この本は『趣向の茶事 普及版 茶事の贅沢12ヵ月 2巻』(世界文化社、1994年)という書籍で、茶杓以外の道具や料理など豊富な写真とともに掲載されています。薄い本ですが、なかなか読みごたえのある本ですね。
なるほど、工程がわかりやすいです。この本でいくと、当面は8番目の工程である、茶杓の大まかな原型をつくるところまでが目標です。写真の手前のものを向こう側よりも心持ち太めに削ります。
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昨年の8月に五箇山(富山)を訪れ、和紙漉き体験や村上家の住宅を見学した際、こきりこ祭りで使う2本の管を買いました。
合掌造りの萱葺きの屋根の葺き替えで出たものでつくったもので、囲炉裏の煤が屋根裏に上って、よい色になっています。住宅を説明してくれたご婦人によると、煤は百年ものだそうで、それならと記念のお土産に買い求めました。
これを時折叩いてみてはいましたが、お祭りに参加してないので思い出はないし、はっきり言って自分の部屋にあっても意味の薄いものです。
でも、眺めているうちに頭のなかで何かがつながったのか、割って茶杓をつくるとよいかもしれないと思い出し、トウキ師匠に相談。節が真ん中にないので茶杓用の素材としてはいまいちですが、練習用としてはいけそうなので、まずは制作することになりました。
お茶の勉強をしていないので、師匠にいろいろお聴きしながらの挑戦です。まずは小刀を入手しないといけません。
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